雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。





言葉遣いは悪いし、見た目はチャラい。
だけど、だれよりも優しいあなたが―――。




それにね、
きみと一緒なら、死ぬのなんて怖くないよ。




なにより。



「太陽の、傍に...いさせて?」



きみの隣に、私がいたいんだ―――。




太陽は目を大きく開け、そして悲しそうに、でも嬉しそうに微笑んだ。




「っ、ありがとう。
でもな、美雨...、」



「たい、よ?」


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