雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。




ただ、恥ずかしかっただけ....。



「そういう、わけじゃなん、だけど...その....」



だって、好きな人がいるって、他の人に言うのって緊張しない?

私だけなのかな?




「くくっ、美雨があまりにも面白くて、ついからかっちゃったよ」



かわかられた...っ



「もうっ、雨男くんっ」



「ごめんね。
話したくないなら、無理に話さなくてもいいからね。」




そう言ってくれた雨男くんの優しい声色に、胸が一瞬で暖かい気持ちになる。


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