雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。
「単刀直入に言うな」
「う、うん?」
「俺を信じて欲しい」
その言葉に驚いて目を見開き、でもすぐ軽く笑う。
「私は、太陽のことを信じてるよ?」
太陽の悪い噂を学校でも聞くけれど、どれも嘘なのわかってるし。
私なりにちゃんと、太陽のことをわかっているつもり。
「いや、そうじゃな、くてな....」
困ったような顔をし、そのまま頭を抱えた。
太陽が何を言いたいのか、私にはさっぱりわからない。