雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。
でもね、太陽。
私、太陽だから抱きしめてあげたいんだよ。
これは、私の本望なんだよ。
そう言いたいけど、今の関係を壊したくない私は、喉まできている言葉を飲み込んだ。
「じゃあ、俺もう帰るわ」
「うん、わかった。また明日ね?」
「明日、楽しみだからって寝坊するなよ?」
「し、しないよっ」
太陽は、いつもそうやって私を子ども扱いするんだからっ
「ははっ、嘘だよ。」