この暴君、恋すると手に負えません


でもどうして誉さんは知っているんだろう。

「......まぁいい、まずはこれを見せた方が早い」
「え?」

次の瞬間、突然部屋の照明が消えて真っ暗になった。私は戸惑いながら辺りを見渡していると、気づいたら誉さんの背後に大きなモニターが出現していた。

そして、誉さんが指を鳴らした瞬間、プロジェクターで何かが映し出されたのだ。





ぱちんっ






そのプロジェクターで映し出された映像を見るなり、私は息をするのも忘れるほど釘付けになったように見入ってしまったのだーー......。



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