七色セツナ。1
・・・
・・・
・・・
重ねた...って、え!?
え?え?え?
な、なに?
自分の口を抑えて、
慌てて花凛から離れた。
ガターンっと
周りの机や椅子に
ぶつかりながら、ヨロヨロと後ずさる。
「ん...?コタ?」
「あ、オ...俺……」
あまりの衝撃に、思わず床に座り込んだ。
「もう終わったの?
・・・にしても、良く寝たわー」
ふああーと
大きなあくびをすると、
目をこすって、時計を見た。
「もう行けるんでしょ?
モチダさん休みって言ってたし、
もう行かないと...って
なにやってるの?
コタ」