七色セツナ。1
今日は
厨房の羽柴と真季乃が休み。
羽柴のカバーを、ユヅルがしている。
そのため、花凛はホールに出ている。
恭弥が
「ずっと花凛ちゃんを見ていられる!」
と喜んでいた。
カウンターはモチダ、中山が揃っているので
コタもホールに出ていた。
ボックス席は4つ埋まり、
コタと花凛で充分に対応していた。
「おう、恭弥。
なんか
おもしれー事でもあったのか?」
カウンターの一番端に
ジンジャーエールを置いた
バーテンの中山は、
コタ同様、何度も足を運んでいる
恭弥の事も可愛がっている。
「中山さん。
俺、花凛ちゃんと
同じ時間を共有してるだけで
楽しいんだよ?」
「ああ、そうだったな。
俺もついつい、
彼女の胸元見ちゃうんだよなー」
「中山さん。
呪うよ?」
「いや、悪いって。
でも、高1であの発育は……」