七色セツナ。1
「花凛ちゃんは、そーゆー所もカワイイよ」
恭弥もニッコリと微笑む。
「あ、恭弥。
今日はガソリンスタンドの
バイトないの?」
恭弥のセリフはスルーして、
花凛が再びアイスティーに
手をつけながら聞いた。
コタの
「ハナシは終わりか!?」
というツッコミが聞こえた。
「ん。今日はない。
元々週3だけだしね。」
先ほどのニヤリではなく、
ニッコリと恭弥は微笑む。
「そーかあ。
私も何かバイトしようかな」
「えっ?
花凛ねーさんバイト探してるの?!
じゃあさ、ウチの店でバイトしなよ!」