夜蝶

廉…涙目になってる。

こんな一面を見るのは初めてだ。


『廉……。
私も寂しいよ??でもさ、私今日凄く楽しかったの!廉も楽しかった??』



『楽しかったよ。』



『だからさ、さよならする時は笑顔で帰ろーよ!!!
そんで、また次逢う日をまた決めてその逢える日の為に色々お互い頑張ろ??』


『うん。分かった。確かにそうだよね。
頑張る。』


『ほら!笑って。廉の笑顔が大好きなのッ!!』


私は、笑顔で廉に言った。



『〜〜〜っ///
お前のそ~ゆう所ホント好きっ。』



顔が見えない様になのか、急に私を抱き締める。
どんな顔してるのかな。


私が顔を見たくて動こうとしたら、


『もうちょっとこのままがいい。』


わたし我儘な廉になったら
もう言う通りになっちゃう。



そして、私達は笑顔でバイバイした。
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