夜蝶



『ねぇねぇ。久玲愛は、どんな人がタイプ?』

『んー、タイプかぁ。
優しくて〜顔はまぁまぁで、私より頼りになる人かなぁ…』


『へぇ〜笑
そうなんだね笑』


『美菜は??』


『私はぁ〜、格好良くて中身がいい人‼』


何でこんなこと聞いてくるのだろう。
時々、美菜の考えてることが分からない


でもみんな選んでるから交際や結婚が出来ないんだよねきっと。


『ほら、席につけーー。授業始めるぞ〜』



『起立。礼。着席。』

『では、教科書の5ページを開いて……〜』


ここ最近の私は、ちゃんと学校に行ってる

真面目になろうと思って行ってるわけじゃない。

ただちゃんとやってないと自分で後で返ってくるから。


それに…

担任の先生には、すごく感謝してるから。 


『そういえば俺は目玉焼きとハムが好きなんだよね〜(笑) 友達と醤油派なのかソース派なのか口論になったことがあったんだけど、みんなはどう?ソースをかけるって人このクラスに居る〜?笑』


『ソースですか!?俺はマヨネーズ派なんすけど…』


って先生、全然話が反れてるんですけど…


まぁ、どうでもいいや〜

勉強の話よりこーゆう雑談の方が楽だし話聞かなくてもいいし。


『ま、マヨネーズ!?!?』

『俺は、目玉焼きとハムにマヨネーズって許せない!!!』

『ってついつい話が反れて熱くなってしまったんですが〜』

『それは置いといて( っ'ω')っ⌒◦』

『本題に戻んぞー(笑)』

なんだ。


もうちょい雑談していてほしかったな。

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