秘密の契約
あれぇぇぇえ〜!?




驚いてあたふたしている私を見て、結城くんが声をかけてくる。



「…?どうかした?」


「わ、私…生きてる!?」


「…うん」


「吸血鬼になってない!?」


「…うん」





な、なんで!?

あの話は嘘だったの!?





まだ信じられない私。

そんな私の目をじっと結城くんは見つめてきて、一言。



「…その代わり、契約させてもらった」


「…へ?」



理解ができなかった。





け、契約…?

何の…?





< 15 / 50 >

この作品をシェア

pagetop