太陽と花


「あ、あのさ!」




「はー眠いわー俺寝るから授業始まったら起こして。」



陽山くんは私の言うことを遮るように言ってきた




話さなくていいってことなのかな



優しいんだねやっぱり




「わ、わかった。」



そう言うと陽山くんは自分の席について寝始めた




すると何人か教室に入って来た




「あ、凛梨おはよ〜」




「く、くるみちゃん!おはよう。」




「ねぇそーいえばさうちらLINE交換してなかったよね教えて!」




「うん!」



わぁ


友達のLINEなんて何年ぶりだろう



嬉しいな



「なに、ニヤニヤして」



「私、中学の時友達いなくてLINE交換なんて何年ぶりだろうって思って。」



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