太陽と花


「凛梨、名前で呼んで?」



「え、いや…」



すると陽山くんの顔が近づいてきた




「いや!」




私は陽山くんのことを突き飛ばしてしまった




「私を、私を周りの女の子達と一緒にしないで!陽山くんなんか嫌い!」





陽山くんは驚いた顔をして少し止まっていた




「あ、ごめん。」




そして彼は教室から出て行った




そうだよ



私は陽山くんみたいな人嫌いだもん




いいんだよこれで



でもなんで



なんでこんなに胸が痛いの




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