太陽と花


はっと気づいて奏くんはまたいつも通り戻ってしまった




「あ、違うの。奏くんの笑ったところ初めて見たから。」




「いいから早く食べろ。」



彼は恥ずかしそうにお弁当を食べ始めた




「照れてるんでしょ〜」




「照れてねーよ。てかお前…」




奏くんはじっくりと私の顔を見た




あ…




腫れてるのバレたかも



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