お前は俺だけの女だからな
お風呂で、今日の怒涛の出来事を振り返っていた。
まさか自分が、少女マンガのよなう展開を実際の現実世界で体験することになるなんて。
小さい頃は、周りの女友達と同じように少女マンガのようにならないかな~っと淡い期待をしていたものである。
でも、そんな淡い期待はリアルでは起きることはないと、すぐに理解することになった。
それからというものの、漠然と恋愛から遠のいていた。
だけど、成人式の時に母から譲り受けたエクシアのジュエリーをもらい、この世界に就職を決めた。
「とりあえず、今日はもう寝よう~。」
これからのことを、いろいろ考えても仕方がないかと気持ちに整理をつけ就寝した。