Fantasy Earth Zero
首都案内
ーリベルバーグ軍管区にてー
兵士としての志願を出した私は、首都で人を待っていたところだ。
ツカツカツカ…。
「はじめまして。
王国軍 情報部 特別調査隊所属
コルトよ。よろしく。」
そう言って凛々しい雰囲気の女性はかすかに口角をあげた。
「はじめまして。新兵のちるです。
よろしくお願いします。」
あぁ皆様へ自己紹介がまだでしたね。
私はちる。メルファリアと呼ばれるこの世界で兵士としての道を歩むことになります。
「あなた、見たところ新兵のようね。
あなたにちょうど良い仕事があるの。
手伝ってくれない?」
「あの、私まだ軍に入ったばかりで…。」
「え?分からないことだらけで不安?」
「大丈夫よ!
戦場の先輩がしっかり教えてくれるわ。」
「万一困ったことがあっても
この本を持っていれば安心よ。」
そう言ってすこし薄汚れた赤い本を手渡された。
なかを開いてみるとなにやら…
「後のことは現地の『ロクサーナ』さんに
案内をお願いしてあるから。
詳しい話は彼女に聞いてちょうだい。」
「じゃ、早速案内するわね。
ついてきて。」
兵士としての志願を出した私は、首都で人を待っていたところだ。
ツカツカツカ…。
「はじめまして。
王国軍 情報部 特別調査隊所属
コルトよ。よろしく。」
そう言って凛々しい雰囲気の女性はかすかに口角をあげた。
「はじめまして。新兵のちるです。
よろしくお願いします。」
あぁ皆様へ自己紹介がまだでしたね。
私はちる。メルファリアと呼ばれるこの世界で兵士としての道を歩むことになります。
「あなた、見たところ新兵のようね。
あなたにちょうど良い仕事があるの。
手伝ってくれない?」
「あの、私まだ軍に入ったばかりで…。」
「え?分からないことだらけで不安?」
「大丈夫よ!
戦場の先輩がしっかり教えてくれるわ。」
「万一困ったことがあっても
この本を持っていれば安心よ。」
そう言ってすこし薄汚れた赤い本を手渡された。
なかを開いてみるとなにやら…
「後のことは現地の『ロクサーナ』さんに
案内をお願いしてあるから。
詳しい話は彼女に聞いてちょうだい。」
「じゃ、早速案内するわね。
ついてきて。」