恋桜は 咲き誇る 上巻
第五話 胸のチクチク
朝に
「合唱コンクールが一ヶ月後にある」
と言われた私達は、早速話題にしちゃってます。
「ねぇ、希はどう思う?コンクール」
「楽しいと思う」
と言った希の顔を、覗きこんだ。
「どうしたの?悩んでる顔だけど」
「桜、内緒にしてほしいんだけど」
「うん」
「私、先生にコンクールのピアノをやってほしいって言われたんだ」
「すごいじゃん♪で、どうするの?」
「やってみようとは、思うんだけど。怖くて」
「大丈夫。困ったときは、私を頼って」
「ありがと。私、やってみる」
そんな私達の後ろで、花園さんと望月君が教室を出ていくのが、私の目に入った。
「合唱コンクールが一ヶ月後にある」
と言われた私達は、早速話題にしちゃってます。
「ねぇ、希はどう思う?コンクール」
「楽しいと思う」
と言った希の顔を、覗きこんだ。
「どうしたの?悩んでる顔だけど」
「桜、内緒にしてほしいんだけど」
「うん」
「私、先生にコンクールのピアノをやってほしいって言われたんだ」
「すごいじゃん♪で、どうするの?」
「やってみようとは、思うんだけど。怖くて」
「大丈夫。困ったときは、私を頼って」
「ありがと。私、やってみる」
そんな私達の後ろで、花園さんと望月君が教室を出ていくのが、私の目に入った。