恋ができない私たち




「ふふふ〜、これ好き〜。素材やばいのー。触り心地やばいのー。」





2人に触ってもらい、共感してもらう。





「凄まじいわねこれ!」



「素材がまるで違うなあ…。」



「いつまでも触ってられるでしょ?やばいでしょ?」




つい顔が緩んで、ニコニコしていると、






「あ、あんみつと、みたらし団子、白玉ぜんざいです…。」




頼んでいたスイーツが来た。ここは、和風カフェ。




今持ってきた人は、袴を着ていた。



注文を受けてもらった人は、着物だった。



着物の人、すごいあわあわしてたなー。





ていうか、わたしも袴とか着たかった!、


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