男子校に男装して入ったらバレたんだけど
【寿司屋】
美琴「渚?今日は好きなものを食べなさい!お姉ちゃんの奢りよ!」


「本当?!やったぁー!じゃあ、マグロ一巻!」


美琴「あ、私はホタテ!」


店長「へいお待ち!」


「おっ!いただきます!」


?「父さん!ホタテどこ?」


あれ、この声。どっかで聞いたような。それも、ついさっき。


店長「すみません、うちの息子、まだ慣れてませんもんで。」


「海恋叶くん?」


海恋叶「え、あれ?渚ちゃん?」


美琴「渚、知ってる人?」


海恋叶「申し遅れました、僕は柊海恋叶といいます。北沢男子学院のプラチナ生徒です。」


美琴「あ、私は渚の姉です。もう隠しようがないもの、え?渚ちゃん?プラチナ生徒?!」


海恋叶「プラチナ生徒にはバレましたよ渚ちゃん。」


美琴「あー!あなた達が、ほほぉ!」


お姉ちゃん興奮してるのかな。
珍しく目が輝いてるのがわかるよ!


海恋叶「お姉さんは確か漫画家だとか!」


美琴「そうなのよぉー!あ、渚がお世話になってます。これからよろしくね。」


海恋叶「もちろんですっ!ではサービスで寿司、おまけしときますねっ!」


美琴「ありがとっ!」


「お姉ちゃん!」


美琴「可愛い男の子じゃないっ!」


それにしても、実家がお寿司屋さんなんて初耳。ほかのプラチナの人は知ってたのかな。
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