男子校に男装して入ったらバレたんだけど



「ふぅ、ご馳走様!」


私はお腹を膨らましてお姉ちゃんに言った。


美琴「私トイレ行ってくるわね。あ、海恋叶くん、そこに座ってていいわよ。」


「あ、座って。」


海恋叶「うん。それにしても、お姉さん面白い人だねっ」


「そうかな。あ、海恋叶くん、お寿司美味しかったよ!」


海恋叶「ありがとっ」


「でさ、プラチナの人達もここのお寿司の味知ってるのかな?知らなかったら教えてあげたい!」


海恋叶「・・・・・・・あ!今日の渚ちゃんの洋服可愛い!」


「あ、ありがとう。」


海恋叶「そ、それに美人だよねぇー!」


「海恋叶くん?」


海恋叶「・・・ごめん。樹達には内緒にしといてくれないかな?」


「え、なんで?」


海恋叶「ここは、こじんまりと経営してるんだ、だからプラチナ生徒が食べに来たとかと知られたらここはたちまち大行列の人気店になる。プラチナ生徒が手伝ってるなんてわかったらなおさら。」


「だったら儲けられるのに、なんで?」


海恋叶「そんなに客がこられたら、じいちゃんの体が持たない。それに今の客数がちょうどいいんだ。」


「そっか。」


海恋叶「じゃあ、よろしくね。」


「う、うん。」


< 12 / 12 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

生徒会長は俺のメイド
Snow Man/著

総文字数/1,798

恋愛(学園)4ページ

表紙を見る
あの日、あの時、恋が降ってきた。
Snow Man/著

総文字数/361

恋愛(ラブコメ)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop