私の彼氏は小さい先輩
「っああのっ…!あ、朝はありがとうございましたっ…!えっと…」

しどろもどろになりながら頭を下げると、男の子は表情を変えず言った。

「俺、村井孝之。まぁ…どういたしまして」

「…はい、村井先輩ありがとうございましたっ!」

急いで男の子、孝之に背を向けると、孝之があっ、と声を上げる。

「え、ちょっそこ滑りやす…」

「え」



ズルっ


「ひゃっ…!」

グッ

「ったく…あぶねえって…」

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