私の彼氏は小さい先輩
本日二度目。
また香は孝之に支えられていた。
「ほんとどんくさいな…お前」
「お前、じゃありませんよ、七原 香です!」
「はいはい、とりあえず気をつけろよ」
ふっと笑う孝之に、香は不覚にもドキリとする。
そして同時に、孝之が男の子であることを思い出し、黙りこんだ。
「おい、どうした?」
「あっ…いえ!何でも無いです!」
後ずさりしながら言うと、香ははや歩きで近くの階段から下に降りていく。
「えっ…香?」
一人残された孝之は気の抜けた声を出したのだった。
また香は孝之に支えられていた。
「ほんとどんくさいな…お前」
「お前、じゃありませんよ、七原 香です!」
「はいはい、とりあえず気をつけろよ」
ふっと笑う孝之に、香は不覚にもドキリとする。
そして同時に、孝之が男の子であることを思い出し、黙りこんだ。
「おい、どうした?」
「あっ…いえ!何でも無いです!」
後ずさりしながら言うと、香ははや歩きで近くの階段から下に降りていく。
「えっ…香?」
一人残された孝之は気の抜けた声を出したのだった。