私の彼氏は小さい先輩
二
「香〜!一週間も休んでたから心配してたんだよ?!」
「ありがとね、凛ちゃん」
香をぎゅうっと抱きしめて離さない親友、波賀 凛に、香は苦笑する。
「もう平気?大丈夫?」
「うん、ごめんね心配させて」
凛のふわふわした長い髪が頬をくすぐり、香は思わず目を閉じた。
そしてふと朝のことを思い出す。
「…お礼言いに行かなきゃ…」
「え?」
「ううん、こっちの話」
凛から離れた香は小さくそう呟いた。
「ありがとね、凛ちゃん」
香をぎゅうっと抱きしめて離さない親友、波賀 凛に、香は苦笑する。
「もう平気?大丈夫?」
「うん、ごめんね心配させて」
凛のふわふわした長い髪が頬をくすぐり、香は思わず目を閉じた。
そしてふと朝のことを思い出す。
「…お礼言いに行かなきゃ…」
「え?」
「ううん、こっちの話」
凛から離れた香は小さくそう呟いた。