永遠の愛を(番外編も完結)
本当は家に居たかったけど、唯ちゃんからあんなメールがきた後だし
“ 行けない ” とは言えなかった。
部屋着から、急いで服を着替える。
寒さで唇の色が悪く見えたから、薄く色付きのリップだけを塗るといくらか血色が良くなったように見えた。
「行ってきまーす。」
家を出ると、すぐに冷たすぎる冬の風が頬に突き刺さる。
駅から電車に乗り数駅を通り過ぎて、唯ちゃんたちのいるカラオケに向かう。
スマホに入ったメッセージ画面で部屋番号を確認して受付を済ませていると、後ろに新たなお客が並んだのが分かる。
冬休みと言うのもあって、店内には学生が多かった。
後ろから聞こえた数人の男女の声が入り混じったその中から聞き覚えのある声が聞こえた。
“ 行けない ” とは言えなかった。
部屋着から、急いで服を着替える。
寒さで唇の色が悪く見えたから、薄く色付きのリップだけを塗るといくらか血色が良くなったように見えた。
「行ってきまーす。」
家を出ると、すぐに冷たすぎる冬の風が頬に突き刺さる。
駅から電車に乗り数駅を通り過ぎて、唯ちゃんたちのいるカラオケに向かう。
スマホに入ったメッセージ画面で部屋番号を確認して受付を済ませていると、後ろに新たなお客が並んだのが分かる。
冬休みと言うのもあって、店内には学生が多かった。
後ろから聞こえた数人の男女の声が入り混じったその中から聞き覚えのある声が聞こえた。