永遠の愛を(番外編も完結)
翌朝、寒さで目を覚ますとカーテンの向こうから、近所の子供達の楽しそうな声が聞こえてきた。
「わーい、雪だー」
わずかに開けたカーテンの隙間から見えた外の景色には、薄っすらと雪が積もっていた。
もっと大雪が降れば電車も止まって今日の約束もなくなるのに。
そう思いながら、もう一度布団の中にくるまった。
気づいたら、再び深い眠りの中に落ちていた。
パッと勢いよく体を起こし、時間を見ると9時を少し過ぎたところ。
祖母に「友達と初詣に行って来るね」と伝えて家を出た。
駅には約束の時間よりもかなり早く着いてしまった。
電車の時間が、これよりも1本遅いと約束の時間を過ぎてしまうから。
岡田くんは、もちろんまだ来てないはず…と思ったら改札の向こうに彼の姿が見えた。
私と目が合うと、嬉しそうに…そして少し照れくさそうに笑った。
「わーい、雪だー」
わずかに開けたカーテンの隙間から見えた外の景色には、薄っすらと雪が積もっていた。
もっと大雪が降れば電車も止まって今日の約束もなくなるのに。
そう思いながら、もう一度布団の中にくるまった。
気づいたら、再び深い眠りの中に落ちていた。
パッと勢いよく体を起こし、時間を見ると9時を少し過ぎたところ。
祖母に「友達と初詣に行って来るね」と伝えて家を出た。
駅には約束の時間よりもかなり早く着いてしまった。
電車の時間が、これよりも1本遅いと約束の時間を過ぎてしまうから。
岡田くんは、もちろんまだ来てないはず…と思ったら改札の向こうに彼の姿が見えた。
私と目が合うと、嬉しそうに…そして少し照れくさそうに笑った。