永遠の愛を(番外編も完結)
中・高で付き合った彼女は…一人…?

今でも忘れられない人って…もしかしてまさか。

いや、 でもやっぱり違うとすぐに思い直す。

だって、あり得ない。

私たちは確かに付き合っていたけど、岡田君の忘れられない人が私なわけない。

彼が言ってるのは、私以外の誰かのことだ。

きっとそうに決まってる。

そう思うのに、胸のざわめきは消えてくれない。

それどころか徐々にボリュームを上げ増していく。

『え、1人だけってめっちゃ意外やねんけど。
ところで今でも忘れられへん理由って何なん?』

「…やっぱり一番は後悔、ですかね。」

『後悔?』
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