永遠の愛を(番外編も完結)
再会

私たちは今ようやく、スタートラインに立った。

遠回りもしたけれど、そんな時間もお互いに必要だったと今は思える。

翌日は佐藤さんが休日で、翌々日は私が休日だったため、水曜日に顔を合わせた佐藤さんには案の定、全てを白状させられた。

「きゃーー!本当ですか?!」

佐藤さんは乙女のように頬を紅潮させ、私たちの事をとても喜んでくれた。

「って言うか、それもう完全なプロポーズじゃないですか!!」

「…え、プロポーズ?」

「だって、一生そばにいて欲しいなんて!きゃーーー!想像しただけで、私までめろめろになっちゃうんですけど!!もう先輩、羨ましすぎですよーーーー。」

と、終始、興奮し通しだった佐藤さん。
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