永遠の愛を(番外編も完結)
それからしばらく経ったある週末、片付けを終えて式場から外に出ると慶斗さんが待っていた。

「お疲れ。」

と、優しい眼差しを向けてくれる彼に驚きを隠せない私。

「…え、あれ?今日は会えないはずじゃ…」

彼とのお付き合いが始まってから毎日とは行かないまでも、時間が合えば少しでも会っていた私たち。

それこそ、今までの時間を埋めるかのように。

慶斗さんが正直、そういうタイプだとは思わなかった。

まぁ、それは私自身にも言えることだけど。
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