永遠の愛を(番外編も完結)
翌日、朝食を終えた私は自宅に一度、足を向けた。
いつもはほんの僅かな時間しか風通しが出来てない自宅の窓を開けに。
急遽、仕事を休むことになった慶斗さんは取引先との急ぎの電話が済み次第、後で迎えにきてくれる。
その足で、ヨシおばあちゃんの所へ向かう予定だ。
敷地内に入った瞬間、ふと感じた違和感。
抜かれた雑草が、端に重ねて置かれていた。
しかも、まだ抜かれたばかりに見えた。
親切な近所の誰かが、あまりにも目に付いた雑草を抜いてくれたのだろうか?
不思議に思いながらも玄関まで足を進め、鍵穴に鍵を挿し込んだその瞬間だった。
足元から体が固められたように動けなくなった。
いつもはほんの僅かな時間しか風通しが出来てない自宅の窓を開けに。
急遽、仕事を休むことになった慶斗さんは取引先との急ぎの電話が済み次第、後で迎えにきてくれる。
その足で、ヨシおばあちゃんの所へ向かう予定だ。
敷地内に入った瞬間、ふと感じた違和感。
抜かれた雑草が、端に重ねて置かれていた。
しかも、まだ抜かれたばかりに見えた。
親切な近所の誰かが、あまりにも目に付いた雑草を抜いてくれたのだろうか?
不思議に思いながらも玄関まで足を進め、鍵穴に鍵を挿し込んだその瞬間だった。
足元から体が固められたように動けなくなった。