永遠の愛を(番外編も完結)
周りを気にする余裕なんてなかったけれど、幸い私たちの周りに他のお客さんはいなかった。
少しずつ落ち着きを取り戻し始めると、お互いの事をぽつぽつと話し母の近況なども知ることができた。
現在、母は地元に戻り医療事務をしながら、職場近くの集合住宅で一人暮らしをしているという。
そして仕事がお休みの週末になると実家に足を向け、家の空気を入れ替えるために窓を開けたり、伸びた雑草の手入れなどをしているそうだ。
だけどあの日は週明けの月曜だった。
普段なら仕事の母も、あの日は勤め先であるクリニックの医師が学会に出席するため、一日お休みだったという。
一方、週末超多忙の私も、あの日の前日に地元に帰るという事は普通ならあり得なかった。
会う約束をしていなかった慶斗さんが式場に突然迎えに現れたその直後、ヨシおばあちゃんが倒れたという知らせを聞きそのまま二人で駆けつけた。
少しずつ落ち着きを取り戻し始めると、お互いの事をぽつぽつと話し母の近況なども知ることができた。
現在、母は地元に戻り医療事務をしながら、職場近くの集合住宅で一人暮らしをしているという。
そして仕事がお休みの週末になると実家に足を向け、家の空気を入れ替えるために窓を開けたり、伸びた雑草の手入れなどをしているそうだ。
だけどあの日は週明けの月曜だった。
普段なら仕事の母も、あの日は勤め先であるクリニックの医師が学会に出席するため、一日お休みだったという。
一方、週末超多忙の私も、あの日の前日に地元に帰るという事は普通ならあり得なかった。
会う約束をしていなかった慶斗さんが式場に突然迎えに現れたその直後、ヨシおばあちゃんが倒れたという知らせを聞きそのまま二人で駆けつけた。