永遠の愛を(番外編も完結)
大好きなはずの唯ちゃんに対して、そんな感情を抱いてしまう自分が嫌だった。

唯ちゃんに対する罪悪感と自分への嫌悪感。

それは時間が経てば経つほど大きくなり、次第に唯ちゃんに会うのが辛くなっていった。

県内でも倍率が高く、かなりの狭き門と言われていた看護大学に入学した唯ちゃん。

大学の実習などで忙しくなり始めた唯ちゃんとは、自然と会う機会も減り徐々に距離が開いていった。

その唯ちゃんが、今、私のすぐ目の前にいる。
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