永遠の愛を(番外編も完結)
病院に着き、先を急ぐ先生の後をついて行く。
受付で祖母の名前を伝えると、案内係の人がどこかに院内電話をかけ祖母の所在を確認してくれた。
「とりあえず向かおう」
先生と向かった先は整形外科だった。
待合席に祖母の姿は見えなかった。
外科と横並びになっていた広い待合席は、半数以上が祖母と同じ60代以上の人たちに見えた。
1人の看護師さんが来たばかりの私たちに気づき、こちらに近づいて来た。
案内係の人の電話に出て対応してくれた人なのかもしれない。
「すみません。幸田 はなさんのご家族の方ですか?」
「…はい」
受付で祖母の名前を伝えると、案内係の人がどこかに院内電話をかけ祖母の所在を確認してくれた。
「とりあえず向かおう」
先生と向かった先は整形外科だった。
待合席に祖母の姿は見えなかった。
外科と横並びになっていた広い待合席は、半数以上が祖母と同じ60代以上の人たちに見えた。
1人の看護師さんが来たばかりの私たちに気づき、こちらに近づいて来た。
案内係の人の電話に出て対応してくれた人なのかもしれない。
「すみません。幸田 はなさんのご家族の方ですか?」
「…はい」