隣にいてもいいですか?
またモヤモヤする気持ちを抱えながら、学校に登校した。
あー、なんか今日は気分がはっきりしねーな。
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「大空、よぅ。」
「…あ、悠太。」
こいつ、ユズのことあれだけ傷つけておいてもう何も無かったかのような顔しやがって…。
「分かってるよ、大空。」
「は?」
「お前の言いたいことは分かる。
悪かったよ。
だけど、俺はまだ柚希が好きなんだ。
諦められない。
この前みたいにはならないけど、諦めない。
お前に譲る気もサラサラないからな。」
「お前、何言ってんだよ。
俺はユズのことなんか好きじゃねーよ。」
「自分の気持ちに気づいてねーの?」
…自分の気持ち………
そんなの…
「知らねーよ。」