じいちゃん

｢いや、双子だからってそんな事、ありえないよ！｣


｢それがありえちゃうんじゃよ〜｣




｢じゃあ私とじいちゃんの何か思い出言ってみてよ！｣




信じられない私はじいちゃんを疑う。

するとじいちゃんはうーんと考えてから私が小さい頃の話をした。







｢確か千佳が小学ニ年のときに公園のブランコから滑りおちて、戻ってきたブランコに顔面ぶつけてそれ以来右の眉毛半分生えてこなくなったじゃろ？｣




うっあたってる…。




｢それから五年生のとき、自転車のサドルに鳩のフンひられたのに気づかんでそのまま座りおって、おまけに脳天にまでフンひられたろ〜それから…｣




｢もういいよ！なんで人の失態ばっかえぐるんだよ！｣




もーヤなこと思い出しちゃったじゃん！！