じいちゃん
「わしの夢は長生きしてギネスブックに登録される事じゃ!」







はい?








「はっはっはっ!驚くのも無理はない!普通の人なら狙って取れるような記録じゃないからの!!」



「当たり前だ!!!現にじいちゃん死んでんじゃん!!!」



「そこなんじゃよ〜。」




じいちゃんは困ったような顔をして腕を組んだ。



「健康維持のためによかれと思ってやった日光浴でまさか死ぬとは思わなかったわい。やっぱ最高気温36度のなかでの日光浴は危険じゃの!」



わっはっはっはっと部屋中に笑い声が響き渡る。




そうだったのか。ただ日光浴してたまたま運悪く死んだのかと思ってたら気温高くなるの知っててやったのかよ!!正真正銘のアホだなオイ!!!!




私は心の中で突っ込んだ。
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