じいちゃん
「それでなぁ、あっちの世界行く前に閻魔様の審査を受けて無事天国への扉が開いたんじゃが、わしどうしても夢諦めきれなくてなぁ。」




もはやじいちゃんの語りは止まらない。ものすごくありえない話を平気で続ける…。




「そこでじいちゃん閻魔様にもう一度甦らせてほしいってお願いしたんじゃよ。まぁ案の定ダメだったがな。そこで!ここが重要なんじゃがよく聞いとけよ!将来役にたつかもしれん!!」






………何の役にだよ。
てかあなたの言う将来って死んでからの事ですか?どんだけ先の話してんだよ!!





するとじいちゃんは続けた。
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