黄色い履歴書
『その歌には続きがあるんだよ』
みさきはうっすらと目を開けて
ゆっくりとタケルの方へ顔を向けた
タケルはみさきの発言に心底驚いた
自分を殴った相手が目の前にいる
普通なら不安や恐怖で混乱してもおかしくない状態のはず
しかしみさきはなぜか落ち着き
そしてまっすぐな瞳でタケルを見つめていた
『ごめん…ごめんね…』
タケルは泣いた
みさきにではない
自分の過去を慰めるかのように
何度も何度も泣いた
『カランカラン~カランカラン~』
みさきはゆっくりと歌いだし
その声は涙をも夢へと導いてくれる
ふたりはゆっくりと瞳を閉じ
何の抵抗も示さずに
ゆったりとした
あったかい世界を受け入れた
~~~~~~~~~~~~~
ぽかぽかやさしい夢の世界~
ずっといたいな僕の国~
かけっこ出来るよ広い庭~
コロコロ転んで痛くない~
でもね何かが物足りない~
ずっと待ってた僕の中~
みんなの温もり暖かい~
みんなが一緒にわらってる~
だからボクも笑うんだ~
ボクが笑うと喜ぶよ~
みんながとなりで喜ぶよ~
わははわははって笑うんだ~
でっかい声で笑うんだ~
宇宙全部に聞こえるよ~
みさきはうっすらと目を開けて
ゆっくりとタケルの方へ顔を向けた
タケルはみさきの発言に心底驚いた
自分を殴った相手が目の前にいる
普通なら不安や恐怖で混乱してもおかしくない状態のはず
しかしみさきはなぜか落ち着き
そしてまっすぐな瞳でタケルを見つめていた
『ごめん…ごめんね…』
タケルは泣いた
みさきにではない
自分の過去を慰めるかのように
何度も何度も泣いた
『カランカラン~カランカラン~』
みさきはゆっくりと歌いだし
その声は涙をも夢へと導いてくれる
ふたりはゆっくりと瞳を閉じ
何の抵抗も示さずに
ゆったりとした
あったかい世界を受け入れた
~~~~~~~~~~~~~
ぽかぽかやさしい夢の世界~
ずっといたいな僕の国~
かけっこ出来るよ広い庭~
コロコロ転んで痛くない~
でもね何かが物足りない~
ずっと待ってた僕の中~
みんなの温もり暖かい~
みんなが一緒にわらってる~
だからボクも笑うんだ~
ボクが笑うと喜ぶよ~
みんながとなりで喜ぶよ~
わははわははって笑うんだ~
でっかい声で笑うんだ~
宇宙全部に聞こえるよ~