車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
「落ち着け。アホ。
前半はって言っただろーが」
美堂が冷静な態度でツッコんできた。
すると工藤キャプテンは、
「まったく、美堂の言う通りだ。落ち着け櫻井。
お前は、後半の3クオーターから入ってもらう。
俺と交替だ。持ち点が14以下にならないといけない。
そのためにも櫻井は、後半まで保存。
それだけではない。練習と本番は、違うから
まず試合の流れを見て把握しろ」
「美堂も櫻井と同じだが。
お前は、体調もだが……後半に向けて
いつもの通りに分析を頼むぞ!」
それぞれの役割を説明をした。
「はい。」
美堂は、素直に返事をする。
いつもの通りに分析……?
どういうことだ。
話が終わると千花も同じことを思ったらしく
早川兄ちゃんに聞いていた。