車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)

「アハハッ……ウチにも居るね?
大型ルーキーが」

早川兄ちゃんは、からかうように
笑っていた。

それから負けないように練習をして
終わらせた。

そして、いつもの通りに早川兄ちゃんの車で
焼肉屋に向かった。

「ここは、行き付けなんだが安いし
バイキング形式だから好きなだけ食えるぞ!」

早川兄ちゃんは、にこやかに言った。

「安く済ませようとするな。
金持ちのくせに」

「こら、海利。そう言うなって。
カンパで賄うなら、仕方がないことだ。
それになかなか旨いし、たくさん食えるから
いいだろ?」

そういえば美堂は、よく早川兄ちゃんに
お金持ちって言うよな。

何でだろうか?

不思議に思いながらも
全員が降りると店の中に入った。

ここは、車椅子の人でも入りやすいように
なっているから便利だ。

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