車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)

「あ?これか?」

仕方がなく特上カルビを取ってあげた。

「そう。あと隣のカルビ。それと……」

次から次へと注文をしてきた。

「おい、さっきから俺をこき使うな!?
自分で取れよ」

「取れないから言っている。立てるなら
さっさと取れよ!
お前の脚は、ただの飾りか?」

「はぁっ?取って貰っておいて
その態度は、なんだ!?礼ぐらい言えよ」

また2人で言い合いった。
相変わらず口の悪い奴だ……。

「あ、ご飯があるよ。
2人の分もよそってくるけど、いるよね?」

千花が慌てて話題をふってきた。

「あ、俺。大盛りで!」

「……同じく」

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