車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
「うるせ~」
そう言いながらも笑顔になっていた。
素直ではない奴。
支払いと薬を貰うと早川兄ちゃん達と別れた。
俺と千花は、俺の両親の車で帰った。
車の中で
「明日は、ぜってー勝つ!!」と
意気込んだ。
「うん。大丈夫だよ!
私、精一杯応援をするからね」
すると千花は、笑顔でそう言ってくれた。
俺は、嬉しくてギュッと千花の手を握った。
ドキドキしたが可愛い事を言うから……つい。
「おう、頑張る!!」
そして運命の準決勝、決勝の日。
相手は、埼玉ファイターだ。
一体どんな強い選手が居るのだろうか?
それでも俺は、負けないけど