車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)

進行が早まる!?
そんな大変な病気があるのか?

「今回は……出場が出来たってことは、
体調もいいってこと。つまり
私達にとったら一番厄介な時に
当たったってことになるわね」

一番厄介な時か……。

そう言っている間にも
試合は、さらに白熱をしていた。

それは、もう生でプロの試合を見ているようだった。

「何かよく分からないけど
マジですげぇ~!!プロの試合だ!?」

俺は、病気とか強さとかよく分からないけど
不安より間近に見るパラリンピックの選手同士の
試合風景に大興奮をしていた。

こんな試合は、なかなか見えるものではない。

「翼……今日の対戦は、厄介だって
ことなんだからね?
本当に分かってんの!?」

千花が呆れながら俺に注意をしてきた。

「そんなのブッ飛ばせば問題ないじゃん。
それより千花もしっかり見とけよ!?
こんなすげぇ試合なんてなかなか見えないぜ」

大興奮をしながら千花に言った。

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