車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)

工藤キャプテンは、タオルで汗を拭いていると
麻友さんが工藤キャプテンのところに。

すると息子の龍太郎君が起きたらしく
グズりだしてしまった。

すると工藤キャプテンは、麻友さんから
龍太郎君を受け取った。

「よしよし。泣くな……龍太郎」

その表情は、いつもの厳しい表情ではなく
優しいお父さんの表情だった。

あやすと龍太郎君は、ふにゃふにゃ言いながらも
泣き止んだ。

うわぁ~あの厳しい工藤キャプテンが
お父さんになっている!?

意外な工藤キャプテンの表情を見てしまう。
何だか不思議で微笑ましい光景だった。

そうしたら工藤キャプテンが
皆に声をかけてきた。

「相手チームは、さらに力をつけている。
特に水野と中山のコンビには、気をつけろ!!
櫻井は、右手の怪我もあるから
周りは、サポートをしろ。頼んだぞ!!」

「はい!!」

メンバーは、元気よく返事した。

< 175 / 282 >

この作品をシェア

pagetop