車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)

工藤キャプテンが、それを止めようとする。

前に出さないようにしていた。
しかし、すぐに後ろに下がり向きを返ると
素早く車椅子を動かして前に突き進んできた。 

あっという間の出来事だった。

何と言うのか怖いもの知らずか?
アイツ……。

とにかく奴は、ひたすら前に突き進んで来た。

すると美堂と林先輩が
待ち構えていた。

「はぁっ?こんなの……ちょろいぜ!!」

強気の姫宮は、そのまま突っ込んで行く。

「チッ……」

美堂は、舌打ちをすると姫宮のブロックに入る。

だが、車椅子を器用に操りながら
前に出て来ようとした。

しかし美堂も負けてはいない。
前に出さないためにピッタリと張り付いた。

よし、これで封じた!!

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