車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)

自分の思い通りにプレーが出来ないことに
苛立ちを覚えていた。

「当たり前だ。お前のやり方は、
ただの個人プレーだ。
仲間を信じない奴が、俺らに勝てるかよ!」

「はぁっ?バスケなんて個人でも点が取れれば
問題ないだろ!?
第一仲間とかマジウザい。
そんなの俺には、必要ない」

「だからお前は、ダメなんだ。
自分勝手になるのもいい加減にしろ!!」

俺は、姫宮を叱りつけた。

するとキレた姫宮は、俺のところに来て
ユニホームを掴み殴ろうとしてきた。

俺は、負けずに睨み返した。

その時だった。

「やめろ。姫宮!!」

叱りつけて止めたのは、他の誰でもない
千葉タイガーズのキャプテン・伊藤選手だった。

周りは、ざわついていた。

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