車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)

「悪いけど、行かせない」

「くそっ……」

何とか行こうと車椅子を動かすが
早川兄ちゃんは、それを逃がさなかった。

その間に俺は、シュートを狙うが

ズキッ……。

「……つっ……!?」

右手が痛み顔をひきつらせる。

そのせいでボールが外れてしまい
リングから落ちてしまった。

こんな時に……。

敵チームに取られたらチャンスになってしまう。

だが、それをカバーしてくれたのは、同じ
メンバーの市原先輩だった。

弾んだらボールを受け取り
すぐに俺にパスをしてくれた。

< 223 / 282 >

この作品をシェア

pagetop