車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
「もういいわよ。あの時は、私の方が
先に寝ちゃったんだし……」
「いや、言った以上そういう訳にもいかない。
リベンジさせてくれ。
絶対に後悔させないから!!」
そう意気込んだ。
せっかくのチャンスだったのに
うやむやなまま終わらすのは嫌だ。
「分かった。でも、どうやって?」
「今度の休みは、バスケが無いみたいだし
どっか遊びに行かねぇ?」
「いいけど……何処に?
私は、何処でもいいけど」
その辺は、ちゃんと考えてある。
「遊園地とかは、どうだ?あそこなら
ムー……じゃなくて乗り物とかたくさんあって
楽しいじゃん」
告白が出来て、それなりのムードがある場所を
考えた結果……遊園地だった。