車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
初デート。
「どうだ?千花は、遊園地とか好きだろ?」
「うん。行きたい!!」
私は、元気に応えてくれた。
よし。掴みは、バッチリ。
後は、告白をどう切り出すかだ!
初デートみたいで
俺は、胸がドキドキとそのしていた。
早く来ないなぁ~日曜日。
ルンルン気分でバスケの練習をしていると
「どうしたんだい?
今日は、随分と機嫌がいいな」
早川兄ちゃんがクスクスと笑いながら
聞いてきた。
「えっと……今度の日曜日に
遊園地に行く事になって」
「へぇ~デートか?
いいねぇ~何処の遊園地に?」
「そ、そんなじゃないッスよ!!
えーと。〇〇ズニーランド。
千花……そこの遊園地好きだし」
「俺……誰とまでは、聞いていないけど?」
あ、しまった!
つい口が滑ってしまった。