車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
トンネルの中を潜ると綺麗な景色が見てきた。
妖精みたいな人形が置いてあったり
いろんな街中になっている。
まるで夢の世界に入り込んだみたいだ。
「綺麗……あ、あれなんて可愛い」
千花は、夢中ではしゃいでいた。
「女子って……こういうの好きだよな?
メルヘンみたいなの」
俺は、はしゃいでいる姿を見て
クスクスと笑った。
「笑わないでよ!?
女性は、夢を見る乙女なのよ」
ムスッと頬を膨らませる千花に俺は、
頭をポンポンと撫でた。
「アホ。馬鹿にしてる訳ではねぇーよ」
「嘘よ……もう知らない」
プイッとそっぽを向くが
頬まで赤くなっている姿は、
ヤバいぐらいに可愛いかった。