車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)

「早川さん、美堂君。
どうして、こんなところに居るのですか!?」

千花が驚きながら聞いた。

「アハハッ……ごめん。君達のデートが
気になってつけて来ちゃった」

つけて来た!?

えっ?俺達のことを……?

「はぁっ?なんで……また。
海利。お前もかよ!?」

美堂に言うが美堂は、ニヤニヤしている
早川兄ちゃんと違い。

いつも以上に不機嫌な顔をしていた。
いかにも無理やり連れて来られたような雰囲気だ。

「俺は……朝、無理やり電話で起こされて
連れて来られたんだ。
来たくなかったのに……」

ブツブツと文句を言ってきた。

「まぁ、そう言うなって。
海利も気になるだろ?この2人の展開……」

「全然」

キッパリと否定してきた。

コイツ……。

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